秋の青森を満喫!20代~40代向け 紅葉ドライブコース

秋の青森を満喫!20代~40代向け 紅葉ドライブコース ドライブ
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青森の秋は、一度は体験すべき絶景の宝庫

青森県の秋は、まさに自然が織りなす芸術作品の季節。本州最北端の厳しい寒暖差が生み出す鮮やかな紅葉は、他県では味わえない圧倒的な美しさを誇ります。特に10月中旬から11月上旬にかけては、山々が赤や黄色に染まり、まるで絵画のような景色が広がります。

今回は、SNSでも話題沸騰中の紅葉スポットを効率よく巡れるドライブコースをご提案。車窓から楽しむ絶景はもちろん、青森ならではのグルメも堪能できる、充実の秋旅をお届けします。

【王道コース】八甲田・奥入瀬渓流を巡る1泊2日プラン

DAY1:青森市→八甲田→十和田湖

朝:青森市内でスタート(9:00)

青森駅周辺でレンタカーをピックアップしたら、まずは「A-FACTORY」で朝食とお土産の下見を。青森県産りんごを使ったスイーツやシードルで、旅のテンションを上げましょう。

A-FACTORY

  • 住所:青森市柳川1-4-2
  • 営業時間:10:00〜19:00(フードコートや一部店舗は異なる場合があります)
  • アクセス:JR青森駅から徒歩1分
  • 駐車場:専用駐車場16台(冬期利用不可)

午前:八甲田ロープウェイで空中散歩(10:30〜12:00)

青森市内から約1時間のドライブで八甲田山麓駅へ。標高1,324mの田茂萢岳山頂まで、約10分間の空中散歩が楽しめます。360度のパノラマビューは圧巻の一言!

八甲田ロープウェイ

  • 料金:往復大人2,200円
  • 運行時間:
    • 3月〜11月上旬 9:00〜16:20(上り最終)
    • 11月中旬〜2月 9:00〜15:40(上り最終)
  • 所要時間:片道約10分
  • 紅葉見頃:10月上旬〜中旬
  • 駐車場:無料(300台)

山頂駅周辺では、赤や黄色に染まった木々と八甲田の山並みが織りなす絶景をバックに、思わずシャッターを切りたくなること間違いなし。天気が良ければ岩木山まで望めます。

昼食:酸ヶ湯温泉で秘湯ランチ(12:30〜14:00)

八甲田山麓から車で約15分、300年の歴史を誇る「酸ヶ湯温泉」へ。名物の「千人風呂」見学の後は、温泉旅館ならではの山菜料理をいただきましょう。

酸ヶ湯温泉

  • 入浴料:大人1,000円、小学生500円
  • 営業時間:
    • ヒバ千人風呂 7:00〜17:30(女性専用時間8:00〜9:00)
    • 玉の湯 9:00〜16:30
  • 食事:昼食セット1,500円〜
  • 泉質:酸性硫黄泉
  • 駐車場:無料

午後:蔦沼で神秘の紅葉(15:00〜16:30)

酸ヶ湯から約40分のドライブで蔦温泉へ。蔦沼は「日本一美しい紅葉」と称される絶景スポット。

蔦沼

  • 入場料:無料
  • 遊歩道:約1時間のハイキングコース
  • 見頃:10月中旬〜下旬

【重要:紅葉シーズンの規制情報】

蔦沼の紅葉(特に水面に映る「朝焼け」)は非常に人気が高く、紅葉シーズン(例年10月中下旬)には厳格な入場・交通規制が実施されます。

  • 早朝(朝焼けの時間帯):事前予約・定員制による入場制限が敷かれ、予約がないと展望デッキに入れない場合があります。
  • 日中:蔦沼周辺の道路で交通規制が敷かれ、一般車両は進入できず、シャトルバス(有料)や協力金が必要となる場合があります。

上記プラン(15:00〜16:30)は早朝の規制時間外ですが、日中の交通規制対象となる可能性があるため、訪問前に必ず「十和田市」や「十和田奥入瀬観光機構」の公式情報をご確認ください。通常時の駐車場は約20台ですが、シーズン中は利用できない可能性が高いです。

宿泊:十和田湖畔温泉(17:30)

蔦沼から約30分で十和田湖畔へ。湖畔の温泉宿で、青森の海の幸・山の幸を堪能しながらゆったりとした夜を過ごしましょう。

DAY2:奥入瀬渓流→新青森駅

朝:十和田湖遊覧(9:00〜10:00)

二日目は十和田湖の遊覧船からスタート。湖面に映る紅葉と、有名な乙女の像を船上から眺める贅沢なひととき。

十和田湖遊覧船

  • 料金:大人1,650円、子ども880円(50分コース)
  • 運航期間:4月中旬〜11月中旬
  • 所要時間:50分
  • 注意:11月中旬には運航終了となるため、秋の利用は10月中がおすすめ

午前〜午後:奥入瀬渓流で紅葉散策(10:30〜15:00)

十和田湖子ノ口から焼山まで約14kmの奥入瀬渓流沿いを散策します。

【重要:マイカー規制情報】

紅葉がピークとなる10月中旬〜下旬の約1週間(年によって異なる)、渓流沿いの主要区間(惣辺〜子ノ口間など)は、環境保全と渋滞緩和のためマイカー(レンタカー含む)の通行が終日禁止されます。

この期間に訪問する場合、車は指定の駐車場(十和田湖畔休屋や焼山など)に停め、有料のシャトルバスを利用して各見どころ(銚子大滝、阿修羅の流れ、九段の滝など)を巡ることになります。

事前に青森県や十和田市の公式サイトで最新の「奥入瀬渓流エコロードフェスタ」交通規制情報を必ず確認してください。

奥入瀬渓流の見どころ

  • 銚子大滝:幅20m、高さ7mの迫力満点の滝
  • 阿修羅の流れ:岩と急流が織りなす造形美
  • 九段の滝:段々になって流れ落ちる美しい滝
  • 紅葉見頃:10月中旬〜下旬

ランチ:奥入瀬渓流館でご当地グルメ(12:00〜13:00)

奥入瀬渓流館

  • 名物:十和田バラ焼き定食
  • 営業時間:9:00〜17:00
  • 駐車場:無料

【穴場コース】白神山地・十二湖と弘前を巡る日帰りプラン

※このコースは移動時間が長いため、早朝の出発を推奨します。

朝:弘前市内を出発(8:00)

弘前市内から十二湖までは車で約2時間半かかります。途中のサービスエリアなどで休憩を取りながら向かいましょう。

午前:白神山地・十二湖(10:30〜12:30)

世界自然遺産・白神山地の十二湖エリアへ。特に「青池」の神秘的なコバルトブルーと周囲の紅葉のコントラストは必見です。

十二湖

  • 青池散策路:約40分
  • 駐車場:有料
  • 見頃:10月中旬〜下旬

昼食:十二湖周辺または移動(12:30〜13:30)

十二湖周辺で休憩・昼食を取ります。

午後:弘前公園(16:00〜17:30)

弘前市内に戻り、弘前公園の紅葉を散策します。桜で有名ですが、秋の紅葉も見事。天守閣と岩木山をバックにした紅葉は、まさにSNS映えする絶景です。

弘前公園

  • 入園料:本丸・北の郭 大人320円
  • 見頃:10月下旬〜11月上旬
  • 駐車場:市立観光館駐車場 最初の1時間無料
  • 注意事項:2025年11月24日から弘前城天守は当面の間、内部公開休止となります。外観の見学や北の郭は引き続き楽しめます。

※龍飛崎について 龍飛崎は弘前からも十二湖からもさらに2時間以上の移動が必要なため、このコースに含めることは推奨されません。龍飛崎を訪れる場合は、別途1泊2日の津軽半島周遊プランをお勧めします。

グルメ&お土産情報

絶対に食べたい!青森秋グルメ

りんご関連グルメ

  • 完熟りんごソフトクリーム:道の駅各所で販売
  • アップルパイ:弘前市内のパティスリーで
  • りんごカレー:青森市内のレストランや土産物店で(レトルト商品も人気)

海の幸

  • 大間のマグロ:10月〜12月が旬
  • 陸奥湾のホタテ:刺身、バター焼きで
  • 八戸せんべい汁:B-1グランプリ優勝の郷土料理

お土産ベスト3

  1. 気になるりんご:上品な甘さのお菓子
  2. 青森の味!スタミナ源たれ:焼肉のタレの元祖
  3. 十和田バラ焼きのタレ:家庭で郷土料理を再現

ドライブのコツ&注意事項

服装・持ち物

  • 朝晩は冷え込むため、ジャケットやフリース必須
  • 歩きやすいスニーカー
  • 雨具(山の天気は変わりやすい)
  • モバイルバッテリー(写真撮影で電池消耗が激しい)

運転の注意点

  • 山間部は日没が早いため、16時頃には下山を
  • 紅葉シーズンは駐車場が満車になりやすい
  • ガソリンは早めの給油を心がける
  • 野生動物の飛び出しに注意
  • 奥入瀬渓流・蔦沼の交通規制情報を事前に必ず確認

ベストタイミング

  • 10月上旬〜中旬:八甲田山系
  • 10月中旬〜下旬:奥入瀬渓流、十二湖、蔦沼
  • 10月下旬〜11月上旬:弘前公園、市街地周辺

まとめ:青森の秋は一生の思い出になる

青森の紅葉ドライブは、ただ美しい景色を眺めるだけでなく、その土地ならではの文化や味覚も同時に楽しめる贅沢な体験です。特に20代〜40代の皆さんには、アクティブに動き回れるこの時期だからこそ、青森の大自然を思いっきり満喫していただきたいと思います。

紅葉シーズンは交通規制や入場制限が実施される人気スポットもありますので、事前に各施設や観光協会の公式サイトで最新情報を必ず確認してください。準備を万全にすれば、より快適で充実した旅になります。

SNSでシェアしたくなるような絶景はもちろん、地元の人との温かい触れ合いや、ここでしか味わえないグルメとの出会いが、きっと一生の思い出となるはず。青森の短い秋を逃すことなく、ぜひこの機会に足を運んでみてください。

車窓に広がる錦絵のような紅葉と、心に残る青森の魅力的な人々との出会いが、あなたを待っています。

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