温泉もサウナも両方楽しみたい!そんな願いを叶えるのに、温泉資源豊かな青森県はうってつけの場所です。ねぶた祭りやりんご、美しい自然で知られる青森ですが、質の高い温泉と個性的なサウナ施設も多く、新たな魅力として注目されています。 今回は、青森の名湯とサウナを組み合わせた周遊のアイデアと、その魅力を最大限に引き出すヒントをご紹介します。温泉とサウナの相乗効果で、日頃の疲れを癒し、心身ともにリフレッシュする旅に出かけましょう。
【最重要 注意事項】
- この記事の情報は2025年4月11日現在の調査に基づいています。
- 温泉・サウナ施設の営業状況(期間、時間)、料金、泉質、サウナ・水風呂の有無や温度設定、ロウリュなどのサービス内容、日帰り入浴の可否、予約の要否などは、頻繁に変更される可能性があります。
- ご利用前には、必ず各施設の公式サイトや電話等で最新情報を直接ご確認ください。
目次
- 温泉×サウナの魅力とは?
- 青森温泉サウナ巡り 3泊4日モデルコース(案)
- 青森の名湯とサウナ施設紹介(例)
- 温泉とサウナの相乗効果を高める方法
- 青森温泉サウナ旅行の持ち物リスト(例)
- まとめ:青森で極上の温泉サウナ体験を
温泉×サウナの魅力とは?
温泉とサウナは、それぞれ単独でも心身に良い影響をもたらすと言われていますが、組み合わせることで相乗効果が期待できます。
- 温泉の効能(一般例): 青森には酸ヶ湯のような酸性泉や、浅虫温泉のような塩化物泉など多様な泉質の温泉があります。一般的に、温泉入浴は血行促進、筋肉痛・関節痛の緩和、美肌サポート、リラックス効果などが期待されます。
- サウナの効能(一般例): 高温環境での発汗は、デトックス(老廃物排出)サポート、免疫機能の維持サポート、温冷交代浴による自律神経系の調整(”ととのい”体験)、睡眠の質向上サポートなどが期待されます。
- 組み合わせによる相乗効果(期待):
- 深いリフレッシュ感: 温泉で体が温まった状態でのサウナ利用は発汗を促しやすく、その後の水風呂・休憩と合わせることで、より深いリラックス感や疲労回復感が得られると言われています。
- 美肌サポートの向上: 温泉成分が肌に触れた状態でサウナに入ることで、発汗とともにより効果的なスキンケアが期待できるかもしれません。
- ストレス解消: 温泉の癒し効果と、サウナの「ととのい」体験が合わさることで、精神的なリフレッシュ効果が高まる可能性があります。
青森温泉サウナ巡り 3泊4日モデルコース(案)
青森の名湯とサウナを巡る旅の一例です。ご自身の興味や時間に合わせてアレンジしてください。各施設の利用可否や予約は必ず事前にご確認ください。
- 1日目:青森市内
- 午前:新青森駅または青森空港到着。
- 午後:「まちなか温泉 青森センターホテル」などで、まずは温泉とサウナで旅の疲れを癒す。
- 夕食:青森駅周辺や古川市場(のっけ丼など)で新鮮な海の幸を。
- 宿泊:青森市内(「まちなか温泉」に宿泊も便利)。
- 2日目:八甲田・酸ヶ湯エリア
- 午前:青森市から八甲田方面へドライブまたはバスで移動。
- 昼食:八甲田山麓の食事処で山の幸や郷土料理を。
- 午後:名湯「酸ヶ湯温泉」で千人風呂を体験(日帰り入浴)。その後、(もし日帰り利用可能であれば) 「八甲田ホテル」などのサウナ付き施設を利用するか、酸ヶ湯温泉旅館や周辺の宿で過ごす。
- 夕食:宿泊施設で。
- 宿泊:酸ヶ湯温泉旅館、八甲田ホテルなど。
- 3日目:十和田湖・奥入瀬エリア
- 午前:八甲田から奥入瀬渓流へ。美しい渓流沿いを散策。
- 昼食:奥入瀬渓流沿いの休憩所やレストランで。
- 午後:十和田湖へ移動。(もし日帰り入浴可能であれば)湖畔の温泉宿で入浴後、(事前予約の上)「十和田サウナ」で湖を水風呂代わりにする特別なサウナ体験。
- 夕食:十和田湖名物のヒメマス料理など。
- 宿泊:十和田湖畔のホテル・旅館。
- 4日目:浅虫温泉エリア
- 午前:十和田湖から浅虫温泉へ移動。
- 午後:歴史ある浅虫温泉で、(もし日帰り入浴やサウナ利用が可能であれば) 旅館の温泉やサウナを楽しむ。温泉街を散策。
- 夕方:青森駅または青森空港へ移動し、帰路へ。
青森の名湯とサウナ施設紹介
1. 酸ヶ湯(すかゆ)温泉(青森市)
- 特徴: 八甲田山中にある歴史ある湯治場。「ヒバ千人風呂」と呼ばれる混浴の大浴場(女性専用時間帯あり)が有名。白濁した強酸性の硫黄泉が特徴です。サウナ施設はありませんが、温泉そのもののパワーを体感できます。
- 泉質(例): 酸性硫黄泉
- 料金(目安・要確認): 日帰り入浴 1,000円程度~
- アクセス(目安): JR新青森駅からバスで約80分。
- ポイント: まずはここで温泉力をチャージ。近くの「八甲田ホテル」にサウナがある可能性がありますが、日帰りでのサウナ利用可否は必ずホテルにご確認ください。

2. まちなか温泉 青森センターホテル(青森市)
- 特徴: JR青森駅徒歩圏内の便利な立地。宿泊も可能。温泉とサウナを気軽に楽しめます。
- サウナ・水風呂(要確認): 過去の情報では男女サウナあり。男性側でロウリュサービスがあったとの情報も。温度設定は施設にご確認ください。
- 料金(目安・要確認): 日帰り入浴 500円程度~
- アクセス(目安): JR青森駅から徒歩約5分。
- ポイント: 街中での「湯活・サ活」拠点に便利。休憩スペースも利用できます。ロウリュの有無・時間など、最新サービスは必ずご確認ください。
3. 十和田(とわだ)サウナ(十和田市)
- 特徴: 十和田湖畔の宇樽部キャンプ場内にある、完全予約制・貸切制のプライベートサウナ。ロシア製バレルサウナと、水風呂代わりに利用できる十和田湖が最大の魅力。
- サウナ・水風呂(要確認): サウナ温度は90℃程度との情報あり。水風呂は十和田湖(水温は季節により大きく変動)。
- 料金(目安・要確認): 貸切料金 30,000円台~(高価格帯)。
- アクセス(目安): 十和田市街地から車で約40分。
- ポイント: 大自然の中で特別なサウナ体験をしたい方に。グループやカップルでの利用も。予約困難な場合もあるため、早めの確認・予約が必須です。 周辺の温泉宿と組み合わせるのがおすすめです。

4. 浅虫(あさむし)温泉(青森市)
- 特徴: 青森市内から電車で約20分とアクセスしやすい温泉地。陸奥湾沿いに旅館やホテルが立ち並びます。
- 泉質(例): ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
- サウナ施設(要確認): 温泉街に単独のサウナ施設はありませんが、一部の宿泊施設(例:南部屋・海扇閣など)にはサウナが併設されている場合があります。 日帰り入浴でサウナも利用できるかは、各施設に直接ご確認ください。
- アクセス(目安): 青い森鉄道「浅虫温泉駅」下車。
- ポイント: 海を眺めながら温泉やサウナを楽しめる施設も。温泉でしっかり温まってからサウナに入るのがおすすめです。

温泉とサウナの相乗効果を高める方法
- 入浴順序(一例): ①かけ湯・洗体 → ②温泉で下茹で(5~10分) → ③サウナ(無理のない時間) → ④汗を流し水風呂(または冷水シャワー) → ⑤休憩(水分補給) → ②~⑤を2~3セット → ⑥再度温泉で温まる → ⑦上がり湯(かけ湯) → ⑧しっかり水分補給&保湿。
- ポイント:
- 温泉の特性を知る: 泉質による効能の違いを意識してみるのも面白いですが、まずは気持ちよく入れるかどうかが大切です。
- 休憩をしっかりとる: 各セットの間に十分な休憩を挟み、体の負担を減らしましょう。
- 水分補給は最重要: 温泉・サウナともに発汗を促すため、入浴前・休憩中・入浴後には必ず水分(水、お茶、スポーツドリンクなど)を補給しましょう。
- 無理は禁物: その日の体調に合わせ、時間やセット数を調整し、決して無理をしないでください。

青森温泉サウナ旅行の持ち物リスト(例)
- 必須: タオル(複数枚)、着替え、スキンケア用品(保湿重視)、飲み物(水筒など)
- サウナ用: サウナハット、サウナマット(任意)、水着(十和田サウナなど必要施設の場合)
- あると便利: 速乾性のあるタオル、防水ケース(スマホ等用)、サンダル、リップクリーム、小銭(ロッカーや自販機用)
- 季節別: 夏は虫よけ・日焼け止め、冬は防寒着・耳あてなど。

まとめ:青森で極上の温泉サウナ体験を
青森県は、豊かな温泉資源と個性的なサウナ施設を併せ持つ、まさに「湯活・サ活」のパラダイスとなり得る場所です。酸ヶ湯の力強い温泉から、十和田湖の大自然と一体になるサウナまで、多様な選択肢があります。
温泉とサウナを上手に組み合わせることで、深いリラクゼーションやリフレッシュ効果が期待できます。この記事を参考に、ぜひあなただけの特別な「ととのう」旅を計画してみてください。
ただし、繰り返しになりますが、施設の利用可否、料金、サービス内容などは必ず事前に最新情報をご確認ください。 そして、各施設のルールとマナーを守り、安全に、青森の素晴らしい温泉とサウナを満喫しましょう。