【2025年版】青森の温泉めぐり10選:絶景露天から秘湯まで徹底ガイド

【2025年版】青森の温泉めぐり10選:絶景露天から秘湯まで徹底ガイド 温泉
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四季折々の美しい自然と、個性豊かな温泉に恵まれた青森県。歴史ある湯治場から、絶景を望む露天風呂、ランプの灯る秘湯まで、訪れる人を癒やす名湯が点在します。今回は、青森県内で特におすすめの温泉地・施設を10箇所ピックアップし、その魅力と訪れる際のポイントをご紹介します。

  • この記事の情報は2025年4月13日現在の調査に基づいています。
  • 各温泉地・施設の営業状況(期間、時間)、日帰り入浴の可否・料金・時間、泉質詳細、宿泊施設の有無、交通アクセス(バスの運行状況、冬季の道路状況など)、祭りの日程等は、頻繁に変更される可能性があります。
  • ご旅行前には、必ず各温泉地・施設の公式サイトや観光協会、交通機関等で最新情報を直接ご確認ください。

青森県のおすすめ温泉地・施設10選(順不同)

1. 酸ヶ湯(すかゆ)温泉(青森市)

  • 特徴: 八甲田山中に位置する、300年以上の歴史を持つ有名な湯治場。「ヒバ千人風呂」と呼ばれる総ヒバ造りの大混浴風呂(※女性専用時間帯あり)がシンボル。白濁した強酸性の硫黄泉が特徴です。
  • 泉質(代表例): 酸性硫黄泉
  • 所在地: 青森県青森市荒川南荒川山国有林酸湯沢50
  • アクセス(目安): JR新青森駅・青森駅からJRバス東北「みずうみ号」(十和田湖行き)で約60~80分「酸ヶ湯温泉」下車(※運行期間・本数要確認)。車の場合は青森市内から約1時間(冬季は雪道注意)。
  • おすすめ季節(例): 冬(1月~2月頃)の雪見風呂と樹氷、秋(10月上旬~中旬)の八甲田の紅葉。
  • ポイント: 宿泊施設「酸ヶ湯温泉旅館」のほか、日帰り入浴も可能(要時間・料金確認)。湯治場の雰囲気を今に伝えます。
雪景色に包まれた八甲田山の酸ヶ湯温泉

2. 奥入瀬(おいらせ)渓流温泉郷(十和田市)

  • 特徴: 十和田湖から流れ出る奥入瀬渓流の入口、焼山(やけやま)地区周辺に広がる温泉郷。美しい渓流や森に囲まれたロケーションが魅力です。
  • 泉質(代表例): 単純温泉など(施設により異なる)
  • 所在地: 青森県十和田市奥瀬焼山地区など
  • アクセス(目安): JR八戸駅・七戸十和田駅・青森駅などからJRバス東北「おいらせ号」などで「焼山」バス停下車(※運行期間・本数要確認)。車の場合は十和田IC、八戸ICなどから。
  • おすすめ季節(例): 新緑が眩しい春(5月~6月)、紅葉に染まる秋(10月中旬~下旬)。
  • ポイント: 渓流沿いにホテルや旅館が点在し、多くが日帰り入浴も可能(要確認)。奥入瀬渓流散策の拠点としても最適です。(例:「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」「奥入瀬グリーンホテル」など ※要営業・日帰り可否確認)
奥入瀬渓流と温泉の自然調和

3. 浅虫(あさむし)温泉(青森市)

  • 特徴: 青森市内から電車で約20分とアクセス抜群の海沿いの温泉地。陸奥湾を望むロケーションと、1200年以上の歴史を持つと言われる温泉が魅力です。
  • 泉質(代表例): ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
  • 所在地: 青森県青森市浅虫
  • アクセス(目安): 青い森鉄道「浅虫温泉駅」下車すぐ。青森市内から車で約30分。
  • おすすめ季節(例): 夏は海水浴や青森ねぶた祭(8月)と合わせて。通年、青森市内観光の拠点としても便利。
  • ポイント: 海を眺められる露天風呂を持つ旅館が多いです。日帰り入浴可能な施設も複数あり(要確認)。新鮮な海の幸も楽しめます。(例:「南部屋・海扇閣」「椿館」など ※要営業・日帰り可否確認)

4. 恐山(おそれざん)温泉(むつ市)

  • 特徴: 日本三大霊場の一つ、恐山菩提寺の境内にある温泉。硫黄の香りが漂う独特の雰囲気の中で入浴できる、他にはない体験ができます。
  • 泉質(代表例): 酸性硫黄泉
  • 所在地: 青森県むつ市田名部宇曽利山(恐山菩提寺内)
  • アクセス(目安): JR下北駅から下北交通バス「恐山行き」で約45分(※開山期間中のみ運行、本数要確認)。むつ市内から車で約30~40分。
  • おすすめ季節(例): 恐山大祭(例年7月下旬)や秋季例大祭(例年9月連休頃)の時期(※要日程確認)。ただし混雑します。5月の開山直後や10月の閉山間際も趣があります。
  • ポイント: 開山期間(例年5月1日~10月31日、要確認)のみ入山・入浴可能。 境内に4つの湯小屋(男女別・混浴)があり、入山料を払えば無料で入浴できます(時間制限等要確認)。

5. ランプの宿 青荷(あおに)温泉(黒石市)

  • 特徴: 青森県南西部の山奥にある一軒宿。電気が通っておらず、夜はランプの灯りだけで過ごす「ランプの宿」として全国的に有名です。
  • 泉質(代表例): 単純温泉など
  • 所在地: 青森県黒石市沖浦青荷沢滝ノ上1-7
  • アクセス(目安): JR弘前駅・黒石駅から路線バスで「虹の湖公園」などで下車後、宿の送迎バス利用(要予約・要運行確認)。車の場合も、冬季はアクセス道路が閉鎖されるため必ず事前に道路状況と送迎についてご確認ください。公共交通機関+徒歩は現実的ではありません。
  • おすすめ季節(例): 新緑の春(5月~6月)、紅葉の秋(10月頃)。
  • ポイント: 渓流沿いの露天風呂など風情ある4つの湯を楽しめます。日帰り入浴も可能ですが、時間や曜日が限定的な場合があるため必ず事前にご確認ください。 宿泊は人気のため早期予約推奨。
ランプの宿 青荷温泉の幻想的な夜の風景

6. 八甲田(はっこうだ)温泉(青森市)

  • 特徴: 八甲田連峰の山麓に点在する温泉群の総称。酸ヶ湯温泉もこの一部ですが、他にも個性的な泉質の温泉施設があります。豊かなブナ林に囲まれた自然環境が魅力。
  • 泉質(代表例): 硫黄泉、単純温泉など(施設により多様)
  • 所在地: 青森県青森市荒川・駒込地区など
  • アクセス(目安): JR新青森駅・青森駅からバス利用(酸ヶ湯方面行きなど、要確認)。車の場合は青森市内から国道103号線(八甲田・十和田ゴールドライン)など。
  • おすすめ季節(例): 冬(1月~2月頃)の樹氷と雪見風呂、夏(7月~8月)の避暑と高山植物、秋(9月下旬~10月)の紅葉。
  • ポイント: 泉質や雰囲気が異なる複数の施設があります。(例:「ぬぐだまりの里 秘湯 八甲田温泉」など ※要営業・日帰り可否確認)。冬季は積雪が多く、アクセス道路が閉鎖・通行止めになる場合があるので、必ず道路情報をご確認ください。

7. 大鰐(おおわに)温泉(大鰐町)

  • 特徴: 弘前市の南に位置する、800年以上の歴史を持つと言われる温泉地。古くから湯治場として栄えました。JR駅もありアクセスしやすいのが特徴です。
  • 泉質(代表例): ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉など
  • 所在地: 青森県南津軽郡大鰐町大鰐
  • アクセス(目安): JR奥羽本線「大鰐温泉駅」下車。東北自動車道 大鰐弘前ICから約5分。
  • おすすめ季節(例): 春の弘前さくらまつり(4月下旬~5月上旬)や秋の弘前城菊と紅葉まつり(10月中旬~11月上旬)の際の宿泊拠点として。冬は近くの大鰐温泉スキー場と合わせて。
  • ポイント: 温泉街には複数の旅館や共同浴場があります。日帰り入浴可能な施設も。(例:「青森ワイナリーホテル」「不二やホテル」「ヤマニ仙遊館」など ※要営業・日帰り可否確認)

8. 黄金崎(こがねざき)不老ふ死(ふろうふし)温泉(深浦町)

  • 特徴: 日本海に面した一軒宿の温泉。海岸線ギリギリに作られたひょうたん型の露天風呂(混浴・女性専用あり)が非常に有名で、海に沈む夕日の絶景を眺めながら入浴できます。
  • 泉質(代表例): ナトリウム・マグネシウム-塩化物強塩泉
  • 所在地: 青森県西津軽郡深浦町舮作(へなし)下清滝15
  • アクセス(目安): JR五能線「ウェスパ椿山駅」から送迎バスあり(要予約・要確認)。車の場合は国道101号線沿い。
  • おすすめ季節(例): 日本海に夕日が沈む時期(夏~秋)。空気が澄んだ日の夕景は格別です。
  • ポイント: 宿泊が基本ですが、日帰り入浴も可能です(ただし、名物の海辺の露天風呂は日帰り利用時間が非常に短い、または利用不可の場合があるので必ず事前にご確認ください)。
日本海に沈む夕日と黄金崎不老ふ死温泉の絶景露天風呂

9. 古遠部(ふるとうべ)温泉(外ヶ浜町)

  • 特徴: 津軽半島蟹田地区の山間にある一軒宿の温泉。鉄分を多く含み、赤褐色に濁ったお湯と、床一面に析出した温泉成分(トドのようになることから「トド寝」とも)が特徴的。秘湯ファンに人気があります。
  • 泉質(代表例): ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉など
  • 所在地: 青森県東津軽郡外ヶ浜町蟹田小国山元
  • アクセス(目安): JR津軽線「蟹田駅」からタクシーで約20分。青森市内から車で約1時間。
  • おすすめ季節(例): 新緑や紅葉の時期も良いですが、通年、温泉そのものを楽しむ目的で訪れる人が多いです。
  • ポイント: 鄙びた風情と個性的なお湯が魅力。日帰り入浴も可能ですが、時間等は必ず事前にご確認ください。 津軽海峡ではなく陸奥湾に近い内陸部です。
古遠部温泉の独特な赤褐色の湯と「トド寝」の情景

10. 下風呂(しもふろ)温泉(風間浦村)

  • 特徴: 下北半島北部の海岸沿いにある、1000年以上の歴史を持つと言われる温泉地。泉質の異なる複数の源泉(大湯、新湯など)があり、湯めぐりも楽しめます。素朴な漁師町の風情も魅力。
  • 泉質(代表例): 硫黄泉、塩化物泉など(源泉により異なる)
  • 所在地: 青森県下北郡風間浦村下風呂
  • アクセス(目安): JR下北駅から下北交通バスで「下風呂」または「下風呂温泉」バス停下車。むつ市内から車で約40分。
  • おすすめ季節(例): 秋(10月頃)は近くの大間でマグロが旬を迎えます。冬は風間浦特産のアンコウも楽しめます。
  • ポイント: 複数の旅館や民宿、共同浴場があります。新鮮な海の幸と温泉の両方を楽しみたい方におすすめ。(例:「まるほん旅館」「さが旅館」など ※要営業・日帰り可否確認)

交通に関する注意点

  • 冬季の運転: 11月下旬頃から4月上旬頃まで、山間部を中心に積雪や路面凍結があります。冬用タイヤは必須、場所によってはチェーンが必要な場合も。冬季閉鎖される道路(例:八甲田・十和田ゴールドライン、酸ヶ湯~谷地温泉間など)も多いため、必ず事前に道路情報を確認してください。
  • 公共交通機関: 路線バスは本数が少ない、または季節運行の場合があります。JRもローカル線は本数が限られます。時刻表の事前確認と余裕を持った計画が重要です。
  • 送迎サービス: 山奥の温泉宿などでは送迎サービスがある場合も。積極的に活用しましょう(要予約)。

まとめ

青森県には、訪れる季節や目的に合わせて選べる、多種多様な素晴らしい温泉があります。雄大な自然に抱かれた露天風呂、歴史ある湯治場の雰囲気、ランプの灯る秘湯…。それぞれの温泉が持つ物語と効能を感じながら、ゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。 この記事を参考に、必ず最新情報を確認した上で、 あなただけの青森温泉めぐりプランを立て、心も体も深く癒やす旅をお楽しみください。

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