「青森に行ったら、美味しいりんごスイーツが食べたい!」
そう思って検索しても、お店が多すぎてどこに行けばいいか迷っていませんか?
日本一のりんご生産量を誇る青森県は、まさにスイーツの宝庫。焼きたてのアップルパイ、果汁あふれるジェラート、そして見た目も美しいフォトジェニックスイーツ…。しかし、有名店から隠れた名店まで選択肢が多すぎるのが嬉しい悩みです。
そこで今回は、青森の「食」を知り尽くした筆者が、「ここに行けば間違いない!」と断言できる、極上のりんごスイーツスポットを厳選してご紹介します。
弘前市のアップルパイ激戦区から、青森市のおしゃれカフェまで。読めばきっと、今すぐ青森行きのチケットを取りたくなるはずです。
【弘前エリア】聖地で食べ比べ!王道アップルパイの名店
城下町・弘前市は、街を歩けばアップルパイに当たるほどの「りんごスイーツの聖地」。その中でも、雰囲気と味が抜群の2店をご紹介します。
1. レトロ空間で優雅なひととき「大正浪漫喫茶室」
弘前城のすぐそば、藤田記念庭園内にある「大正浪漫喫茶室」は、その名の通り大正時代にタイムスリップしたような洋館カフェです。
ここの魅力は、なんといっても「市内の有名アップルパイを食べ比べできる」こと!市内の人気菓子店から取り寄せた数種類のアップルパイがメニューに並んでおり、友達とシェアして「利きアップルパイ」を楽しむのが正解です。
- おすすめポイント: サンルームから眺める庭園の景色は圧巻。
- 映えポイント: レトロな調度品とアップルパイのコントラストは、どこを切り取っても絵になります。
施設情報
- 住所:弘前市上白銀町8-1(藤田記念庭園内)
- 電話:0172-37-5690
- 営業時間:9:30〜16:30(L.O.16:00)※さくらまつり期間等は延長の場合あり
- 定休日:年中無休(※年末年始等は臨時休業の場合があるため事前確認推奨)
- 備考:喫茶室のある洋館エリアは入園無料で入れますが、庭園散策には別途入園料が必要です。
2. りんご尽くしのテーマパーク「弘前市りんご公園」
りんご畑に囲まれた「弘前市りんご公園」内にある「りんごの家」も外せません。
ここでは、市内の人気アップルパイ店(タムラファーム、津軽ゆめりんごファーム、洋菓子工房ノエルなど)から取り寄せた数種類のアップルパイを味わうことができます。甘さ控えめで、りんご本来の酸味と香りが楽しめる逸品揃いです。天気の良い日は、岩木山を眺めながらテラス席でいただくのが最高に贅沢な過ごし方です。
施設情報
- 住所:弘前市清水富田字寺沢125
- 電話:0172-36-7439
- 営業時間:9:00〜17:00(りんごの家)
- 定休日:年中無休
- 入園料:無料
【青森市エリア】進化系!おしゃれカフェのりんごスイーツ
青森駅周辺のベイエリアは、トレンドを取り入れた進化系りんごスイーツのホットスポットです。
3. 青森りんごの専門店「a la ringo あら、りんご。」
青森駅前のランドマーク、A-FACTORY内にある「a la ringo あら、りんご。 A-FACTORY店」は、「青森りんごを五感で楽しむ」をコンセプトにした専門店。2024年4月にオープンしたばかりの話題のお店です。
一番人気は、品種ごとの味の違いを楽しめる「品種別アップルパイ」や、りんごスイーツの王様と称される「タルトタタン」。紅玉、ピンクレディ、はつ恋ぐりんなど、その時期に一番美味しい品種のりんごを使った焼き菓子が並びます。
- 必食メニュー: タルトタタン。濃厚なりんごの凝縮感と、バター香るタルト生地のハーモニーが絶妙です。
- ロケーション: お店の前はすぐ海!テイクアウトして、海風を感じながら食べるのもおすすめです。
施設情報
- 住所:青森市柳川1-4-2 A-FACTORY 1階
- 電話:070-8914-5870
- 営業時間:10:00〜19:00
- 定休日:不定休(A-FACTORYに準ずる)
- アクセス:JR青森駅東口から徒歩約2分
【お土産編】自宅でも青森の余韻に浸る
「美味しかったあの味を、家でも楽しみたい」「大切な人へのお土産にしたい」そんな方におすすめの、お取り寄せ可能な名店やこだわり農家さんもご紹介します。
- おきな屋の「林檎どら焼き」: 老舗和菓子店が手がける隠れた逸品。青森県産カットりんごが混ぜ込まれた自家製白あんと、皮にも紅玉りんご果汁を配合した、まさにりんご尽くしのどら焼き。和菓子派の方へのお土産に最適です。(※同店の看板商品、和風アップルパイ「たわわ」もおすすめです!)
- 西村りんご園 & 大湯ファーム: 「加工品ではなく、美味しいりんごそのものを送りたい」という方はこちら。蜜たっぷりの「サンふじ」や、爽やかな「シナノスイート」「シナノゴールド」など、農家直送ならではの新鮮なりんごを全国へ配送してくれます。
- 西村りんご園(弘前市):https://www.nishimura-ringo.com/
- 大湯ファーム(弘前市):https://www.ooyufarm.com/
まとめ|青森の「甘い誘惑」に会いに行こう
青森のりんごスイーツは、単に甘いだけではありません。厳しい寒さと農家さんの愛情が育んだりんごの「深み」が、スイーツにもしっかりと息づいています。
- 弘前でレトロなアップルパイ巡り
- 青森市で海を眺めながら進化系スイーツ
次の休みは、お腹を空かせて青森へ出かけてみませんか?きっと、あなたの一生の思い出に残る「最高の一皿」に出会えるはずです。
※記事内の情報は2024年11月時点のものです。店舗の営業時間や定休日は季節によって変更になる場合があります。訪問前に各公式サイトやSNSで最新情報をご確認ください。
